胡蝶蘭のお手入れ方法について

胡蝶蘭を贈る方も贈られた方も、気になるのがお手入れ方法だと思います。
「綺麗な状態を少しでも保ちたい!」と思うのは当然ですよね。

 

「お花のお手入れ」と言われると、水やりや温度調節、花びらや葉のお手入れなど
あれもこれも大変のように思われますが、胡蝶蘭は豪華な見た目ですが、意外と丈夫で
水やりもそれほど気を使うことがなく、気軽に育てていただけるお花です。

 

そこで今日は、胡蝶蘭を長く元気に保つためのお手入れ方法をご紹介します!

 

お届けされた直後は、ハウスから出荷して1~3日程しか経っておりませんので、
まだまだ元気な状態です。
まずは、ゆっくりその姿を眺めてあげてください♪

 

ラッピングしてあるほうが綺麗なので、そのままの状態で置いておきたいと思いますが、
そのままでは水を含んだ根っこの部分が蒸されて、カビや根腐れの原因になります。
特に雨が続く日や蒸し暑い日が続く時期は、すぐにラッピングを外してあげてください。
それ以外の時期でも、1週間以内には外してあげてください。

 

次に水やりですが、根っこの状態を確認していただいて、乾いているようであれば
コップ1杯くらいのお水をあげてください。
大体、1週間に1回くらいで大丈夫だと思います。

 

胡蝶蘭は温帯地域の植物なので乾燥に強く、逆に水分過多に弱いお花です。
なので、水をやり過ぎるよりは少し忘れちゃう位のほうが良いかもしれません(^_^;)
時々、鉢の下に水が溜まりすぎていないかも見てあげてくださいね!

 

次に胡蝶蘭の置き場所ですが、温かいところが大好きな胡蝶蘭でも
直射日光が当たる場所はNGです!胡蝶蘭が日焼けしてしまいます!!

 

春から秋までは、レースのカーテン越しに柔らかな日差しが降り注ぐところ
置いていただけるとベストです。さらに風通しの良い場所であれば、尚良しです。
逆に絶対置いてはいけないところは、エアコンの風が当たるところです。
一気に弱って、パリッとしていた葉も、ブヨブヨのシワシワになってしまいます。

 

ふんわりとした日差しと、そよそよと風が吹く場所、これがベストポジションですね。
多分、お家の中で一番居心地の良い場所ですね。胡蝶蘭は「お嬢様花」だということですね。

 

花びらと葉のお手入れですが、枯れてきた花びらは見た目も悪いのですぐに取ってください。
根っこに近い方、つまり上の方から花びらは枯れてくると思います。
そして先っぽの花もすべて枯れてしまったら、茎を根っこから2~3cmのところで
切ってください。
そうすることで、根っこに養分が集中し、だいたい秋ごろに新しい芽が伸びてきて、
春にはまた綺麗な花を咲かせてくれます。

 

もちろんこの間も水やりはお忘れなく
芽が出てくるまでは何の変化も無く、「大丈夫かな?生きてるかな?」と心配になると
思いますが、根っこが元気であれば、必ず復活します。気長にお待ちくださいね。

 

葉は、しっかりとした状態であれば、そのままで大丈夫です。
ただ、茶色くふにゃふにゃになってきたら、腐っている恐れがありますので、
思い切って切ってください
すべての葉が枯れてしまうと株の力は弱くなりますので、そうならないように
置き場所の管理と水やり調整をお願いします。

 

胡蝶蘭は「枯れたら終わり、ずっと育てるのは難しい」と思われている方が多いですが、
全然そんなことはありません。

 

胡蝶蘭もやはり生き物。ちゃんと呼吸して生きています。
芽が伸びてくるとその実感が湧きます。
ペットの様に可愛く、愛おしさまで感じますよ~(*´∀`*)

 

また小さな胡蝶蘭よりもしっかりした大輪胡蝶蘭の方が強いので、
安心感があると思います。
贈り物される時も、もちろんご自身で育てられる時も、
ぜひ大輪胡蝶蘭を選んでくださいね!

 

他に何か心配な事がある時は、ぜひ当店へご連絡ください
胡蝶蘭エキスパートの二宮さんが何でも答えてくれますよ(^^)v
(実は私も二宮さんに教えてもらっています・・・。)

 

【連絡先】
E-mail:info@ransugu.net
TEL:0749-62-2765(株式会社プロクルー)

 

 

季節ごとのお手入れ方法は育て方ガイドに詳しく記載しておりますので、
こちらも合わせてご確認ください。