縁起の良いギフト花として広く知られている胡蝶蘭。
「私は胡蝶蘭のことはよくわからない」「そもそもお花を買ったことがない」という方にとって、胡蝶蘭選びは不安だらけだと思います。
多くの人にとって胡蝶蘭はなじみが少ないので、胡蝶蘭選びに自信がないのは当然のことです。

 

今回は、胡蝶蘭選びのために知っておいておきたい6つの基礎についてご紹介いたします。

 

1.胡蝶蘭の役割

胡蝶蘭には、その場を華やかに演出する役割があります。見た目が豪華で見栄えがするので、1鉢だけでも存在感があり、お客様の晴れやかな門出をお祝いするのに相応しいお花です。胡蝶蘭は、どんな方にお贈りしても恥ずかしくない素晴らしい贈り物です。

 

2.胡蝶蘭の用途

開店祝い ・開業祝い ・移転祝い ・就任祝い・誕生祝い、仏事やお悔みなどあらゆるフォーマルシーンでお使いいただけます。胡蝶蘭は花粉や香りが少ないので、病院や飲食店などにも気兼ねなく贈ることができます。

 

3.胡蝶蘭の花持ち

胡蝶蘭は、一つの花で約1ヶ月咲いています。花茎につぼみが入っていることで、鉢全体が約2～3ヶ月も長持ちします。

 

4.胡蝶蘭の花の大きさ

胡蝶蘭には、大きく分けて2種類の花の大きさがあります。
・大輪 系
　胡蝶蘭の中で一番大きな花です。花の大きさは手のひらほど（10～15cm）にもなります。特に、白の大輪は品格があり豪華で見栄えがするので、多くは法人向けとして使われます。
・ミディ系
　大輪系より小ぶりなお花です。花の大きさは5～6cmほどのミニサイズなので、テーブルの上などにも馴染みやすい大きさです。特に、紅白のミディはちょっとした個人向けのお祝いに最適です。

 

5.胡蝶蘭の輪数と価格

胡蝶蘭は、1本の茎にたくさん花がついているものほど価値が高くなり、鉢全体のお花の数（輪数）で値段が決まります。

 

6.胡蝶蘭の立ち数

? ? ? ? ? ? ?＜5本立ち＞

 

ギフト用の胡蝶蘭は、一鉢に何本かを寄せ植えされた状態になっています。本数（立ち数）が増えることによってお花全体にボリュームが増し、より見栄えが豪華になります。
・３本立ち
　贈答用胡蝶蘭の中で一番用途が多いのが３本立ちです。大きさと価格共に一番手ごろで人気があります。
・５本立ち以上
　重要なお得意様や大切な方へのギフトは、ワンランク上の５本立ち以上がよく選ばれています。

 

まとめ

胡蝶蘭を購入する際は、お店選びも大切です。迅速に細やかなやりとりがしっかりでき、お花の知識やマナーなどの疑問にしっかりとしたアドバイスをくれることと、万が一の場合アフターケアが素早く対応できることは重要です。胡蝶蘭は、高い技術を誇る生産者と、質の高いサービスが提供できる胡蝶蘭専門店での購入がお勧めです。