移転祝いの段取りは?胡蝶蘭贈りの3つのチェック項目について

移転というものは、会社にとって一大イベントです。引っ越しするにあたって、通常業務に加えて、梱包や引っ越し先の準備など、多くのことに気を配る必要があるので、経営者だけでなく、周りのスタッフもとても忙しくなるものです。
お相手様がこのような慌ただしい状況の中で、胡蝶蘭をいつ頃お届けするのがベストなのかを、きちんと把握しておくことは大切です。
今回は、移転祝いに胡蝶蘭を贈る際に重要となる、3つのチェック項目についてご紹介していきます。

 

1.お相手様の移転日と移転先のチェックをする

IMG_6747-2

<移転祝いの胡蝶蘭のお届日>

・移転日の翌日から2週間以内の大安が望ましい

 

移転日当日はお相手様もバタバタされていますので、お届けは移転日の翌日から2週間以内に。また、日柄は大安が良いとされています。
お客様から移転のハガキが届いたら、すぐに胡蝶蘭選びを始めましょう。
胡蝶蘭は、空調管理が徹底されたハウスの中で、年間を通して生産されているので、贈る時期や季節を問わずいつでも贈ることができます。
しかし、就任や栄転といったお祝いの多い3月後半~4月や、母の日や敬老の日のイベント時期には、全国的に商品が品薄状態となります。
お得意様のご移転が、こういった繁忙時期に重なる場合は、特に早めの準備が必要です。

?

2.胡蝶蘭の予算をチェックする

247513

<移転祝いの胡蝶蘭の相場>

・通常:10,000円~30,000円
・大企業や重要なお取引先:30,000円~50,000円

 

移転祝いの相場は、通常10,000円~30,000円が一般的な相場と言われています。しかし、大企業や特に重要な取引先の場合は、ワンランク上の30,000円~50,000円が好ましい傾向にあります。
胡蝶蘭の場合は価格に応じてお花のボリュームが増していきます。また、品質の良い胡蝶蘭ですと、2~3ヶ月間もの長い間飾っていただけるお花です。アピールされたいお相手様へは、ご予算よりもワンランク上の胡蝶蘭をお贈りされると、より強い印象が残せます。

 

3.胡蝶蘭の種類をチェックする

IMG_6750-2

<移転祝いによく出る胡蝶蘭の種類>

・通常:大輪胡蝶蘭3本立ち 白色
・大企業や重要なお取引先:大輪胡蝶蘭5本立ち以上 白色

 

胡蝶蘭には、個人用から法人用、小さいものから大きなものまで、様々な種類があります。その中でも、 法人用としてよく出る胡蝶蘭の大きさは3本立ちまたは5本立ち以上、色は格調高い白色が一般的となります。これでなければいけないということはありませんが、お客様とのおつきあいの深さや会社の規模などを考慮して、 あまりにかけ離れたものを贈らないように気を付けましょう。

 

まとめ

当店は、先日移転いたしました。その際、お祝いとしてたくさんの胡蝶蘭を頂戴いたしました。最初の一鉢が届いた瞬間、殺風景な事務所がパッと華やかになり、スタッフ皆が癒されました。

 

移転祝いの場合は、贈るタイミングや相場、花の大きさに注意をしましょう。移転日の翌日からできるだけ早い段階でお贈りした方が良いですが、日柄も大安を選ぶなど、細かい配慮も忘れないようにしましょう。また、会社として贈るものなので、限られた予算内でできるだけ豪華で品質の良い胡蝶蘭をお選びください。移転祝いを機に、今後さらにより良い関係を築いていきましょう。