長寿祝いに胡蝶蘭を選ぶ理由|相場・基礎知識

個人的に母が70歳(古希)迎えることになり、胡蝶蘭を贈ることにしました。でも、還暦のお祝いの時も胡蝶蘭、なぜか胡蝶蘭なのです。
他にもたくさん綺麗なお花があるはずなのに、長寿のお祝いには胡蝶蘭なのです。

 

今回は、長寿祝いに胡蝶蘭を選ぶ理由や、相場、基礎知識についてご紹介したいと思います。

 

1.長寿祝いに胡蝶蘭を選ぶ理由

喜寿

(1)花言葉が良い胡蝶蘭は、長寿祝いに最適。

お花をプレゼントするときには、花言葉は意識したいことの1つです。
胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」なので、とても縁起の良い花言葉を持っています。実は、このような縁起の良い花言葉を持つお花は以外に少ないのです。胡蝶蘭の他にも縁起の良い花言葉を持つ花木に「松・竹・梅・椿」などがありますが、育てやすさや華やかさと言った点を考えると、どちらかと言えばプレゼントには不向きです。

 

胡蝶蘭は、長寿祝いに贈る場合ですと「これからも元気に幸せで過ごせますように」といった意味合いになり、プレゼントに最適です。

 

(2)胡蝶蘭は簡単なお世話で長く咲く。

ガーデニングを趣味としている母にとって、お花の見た目以上に育てやすさは、とても大切なことのようです。胡蝶蘭は、水やりや肥料などのお世話がほとんど必要ありません。それなのに、2~3ヶ月と普通のお花とは比較にならないほど、長い間花姿を楽しむことができます。さらに、胡蝶蘭の花が落ちてしまっても、「2度咲き」という方法で2度目の花を楽しむこともできます。また、胡蝶蘭は葉も観賞価値が高いとされていて、大きくツヤツヤとした緑の葉は実に見ごたえがあります。

胡蝶蘭は、花が咲いている時期もそうでない時期も、簡単なお世話で1年を通して楽しむことができるお花です。

 

(3)胡蝶蘭は長寿祝いの名称や色にちなんだプレゼントです。

胡蝶蘭は多年草植物です。全ての花が落ちてしまっても、翌年も翌々年も、また花を咲かせることができる「寿命の長い」お花です。長寿祝いは人生の区切りとなるお祝いなので、ますます元気に長生きしてもらえるようにと、願いを込めて贈るプレゼントとして最適です。

 

また、長寿祝いは、歳によって呼び方や由来があり、それぞれのお祝いの色にちなんだプレゼントを贈ることが習わしとされています。 還暦のお祝いには赤にちなんで「赤いちゃんちゃんこ」を贈る風習がありますね。長寿祝いに胡蝶蘭を贈る場合は、真っ白い胡蝶蘭に長寿の色のラッピングを施して贈りましょう。胡蝶蘭の花の色は白が主流ですが、紫系などもあります。「古希」「喜寿」には、紫系の胡蝶蘭もかわいらしくおすすめです。

 

2.長寿祝いの相場

傘寿

子供から親へ・・・2万円~3万円程
孫から祖父祖母へ・・・1万円~2万円程
親戚、知人・・・1万円程
※少し高価なプレゼントをしたいときは、共同購入されるとよいでしょう。

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3.長寿祝いの基本的な知識

米寿

主な長寿のお祝いには8つがあります。歳によって呼び方や由来があり、それぞれのお祝いの色があります。
「還暦」祝いは「満年齢」で、それ以外は「数え年」でお祝いします。

 

満60歳・・・「還暦」(かんれき)
お祝いの色・・・赤色
干支が一巡して生れた年の干支に還ることから、「還暦」と呼ばれるようになりました。還暦のお祝いは満60歳になる年のお正月に行います。お祝いの色は「赤」です。昔から「赤色の衣服(ちゃんちゃんこ)」を贈る風習があります。

 

数え年70歳・・・「古希(古稀)」(こき)
お祝いの色・・・紫色
中国の唐時代からの由来によるもので、「七十年生きる人は稀」という意味合いがあります。そのため、還暦よりもお祝いの度合は大きいとされています。お祝いの色は「紫」です。紫は、昔から敬意や尊敬を示す特別な色として崇められていたため、長寿への敬意の現れとして紫色の物を贈る風習があります。

 

数え年77歳・・・「喜寿」(きじゅ)
お祝いの色・・・紫色
「喜」という字を草書体で書くと「七十七」に見えることから由来しています。

 

数え年80歳・・・「傘寿」(さんじゅ)
お祝いの色・・・金茶(黄色)
「傘」という字の略語が縦書きの「八十」に見えることから由来しています。

 

数え年88歳・・・「米寿」(べいじゅ)
お祝いの色・・・金茶(黄色)
「米」という字をくずすと、「八十八」となることから由来しています。

 

数え年90歳・・・「卒寿」(そつじゅ)
お祝いの色・・・白色
「卒」という字の略字「卆」が「九十」と読めることから由来しています。

 

数え年99歳・・・「白寿」(はくじゅ)
お祝いの色・・・白色
「百」という字から「一」を取ると、「白」になることから由来しています。

 

数え年100歳・・・「百寿」(ももじゅ)
お祝いの色・・・白色
文字通り「百歳」であることから「百寿」と呼ばれています。

 

※100歳を超えた長寿のお祝いには「108歳(茶寿)」「120歳(大還暦)」があります。

 

まとめ

長寿祝いでは、還暦には「赤い衣服(ちゃんちゃんこ)」を贈る風習がありますが、その他には特に決まったものはありません。「赤いちゃんちゃんこ」は、高齢の象徴と受け取られがちで、昨今ではあまり喜ばれないかもしれません。
家族全員でのお祝いの食事会の席で、胡蝶蘭を渡して、思い出に残るお祝いをなさってみてはいかがでしょうか。

 

 

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