開院祝いに胡蝶蘭が喜ばれる理由、贈る際のマナー
病院クリニック、歯科医院や整骨院などが開院されるお祝いには必ずと言っていいほど、胡蝶蘭の贈り物を目にします。
どうして胡蝶蘭がお祝いに選ばれるのでしょうか?
またお祝いに胡蝶蘭を贈ろうと思うと
「どんな胡蝶蘭を贈るの?」
「いつ贈るの?」
「いくらくらいのものを贈ったらいいの?」など悩んでしまうことがたくさんあるかと思います。
本日は開院のお祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーなどをご紹介していきたいと思います。
開院祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由
開院お祝いには、普通のお祝いとは違い開院と同時に多くの患者さんが利用される医療施設です。
その為、通常のお祝い花とは違った点での配慮が必要です。
胡蝶蘭は清潔感のある美しさがあり、花粉や香りがほとんどないので
安心して患者様がいらっしゃる待合室や受付にも飾っていただけます。
また切花と比べると、水やりなどのお世話があまりいらず、忙しい医療現場にはご負担なく喜んで頂けます。
花もちも良く1~3か月の間、花を咲かせてくれるので
他の花に比べて、長い時間を楽しんでいただけることも選ばれることの理由の1つです。
やはり気持ちをこめて贈った胡蝶蘭ですから、長く飾って頂けるとうれしいですよね。
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」
大事な方の新たな門出をお祝いするのにピッタリな贈り物です。
また胡蝶蘭は凛として前を向いている花弁が特徴的なお花です。
病院や歯科医院などを訪れた患者さんにとっては気分が沈みがちですが、胡蝶蘭がある事で少しでも精神を落ち着かせて癒しを与えてくれることと思います。
縁起が良く、清潔感のある華やかな胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。
開院祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナー
・いつ贈ればいい?
「開院祝い」で贈り物をする際に一番気をつけなければならないのが、“開院日に合わせて贈る”ことです。とは言っても、開院日にお届けすることではありません。
開院日は、病院、クリニック、歯科医院などの方が大変忙しくなる日です。
対応だけでも手がいっぱいになるところへ、胡蝶蘭をお届けしては、嬉しい気持ちもちょっとありがた迷惑な気分になるかもしれません。
開院準備で色々な配置を考えていらっしゃる時であれば、少し余裕を持って胡蝶蘭を飾るベストな位置を検討していただけると思います。
贈る方に配慮をしタイミングを考えて贈りましょう。
・相場
開院祝いと言うのは、色々な方からお祝いが届き、その大半が胡蝶蘭であると考えられます。
そんな中、他の方と同等のものでは、あなたの胡蝶蘭は「埋もれてしまう」こともあります。
今後の関係を良好に保つためにも、ワンランク上の胡蝶蘭を贈られることをお勧めします。
サイズはマイクロやミディ(ミニ)ではなく、「大輪胡蝶蘭」をお選びください。
一輪一輪が大きく、その存在感が全く違います。
色は白がベストです。
「純白」の言葉が相応しい、とっても綺麗な白色で華やかさと高級感が伝わります。
お付き合いの深さによっても異なりますが、
胡蝶蘭は長持ちするゆえに置き場所が必要となるため
贈り先の規模やスペースなども考慮しながら選びましょう。
一般的には大輪胡蝶蘭 5本立ち
特別なお付き合いの場合には大輪胡蝶蘭 7本立ち
・立札の書き方
開院のお祝いではたくさんの胡蝶蘭が届きます。
せっかくのお祝いの品ですので誰から届いたかわかるように立札をつけて贈りましょう。
法人様ご利用の場合は、立て札で木目調のものをお選びください。
通常、木目調立て札をお選びいただきますと、立て札を胡蝶蘭よりも上のところに目立つように掲示しますので、より贈り先様にアピールすることができます。
また一般的に白い紙の立て札が多いので、木目調になっているだけでも目に留まります。
まとめ
開院お祝いに胡蝶蘭を贈るマナーをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
注意するべき点が何点かございますが、マナーをしっかりと守って胡蝶蘭を贈れば、大切な方にきっと笑顔になってもらえるはずです。
大切な方の新たな門出を祝福し、「幸せが飛んでくる胡蝶蘭」贈ってみてはいかがでしょうか?