胡蝶蘭 水やりの基本
胡蝶蘭の水やりは神経質になりがち。ポイントは2つ!
胡蝶蘭を枯らせてしまう原因の一つが、水をやりすぎて根腐れさせてしてしまうことにあります。
かといって、少なくても枯れてしまいます。
胡蝶蘭は大抵水はけの良い素焼きの鉢で育てますので、根が乾いているかどうか鉢の中まで見ることはできません。
それでは、いったい何を目安に水やりすればよいのでしょうか。
今回は、水やりの基本となるポイントを2つ解説します。
1.胡蝶蘭を育てる環境によって、水やりの頻度は異なる
同じ鉢であっても、風通しの良し悪し、日当たりの良し悪しで株の乾き方は少しずつ違ってきます。
その場合は、植え込み材料で判断するのが一つの目安となります。
■ 植え込み材料は、水ゴケか?バーク(軽石)か?
【水持ちの良い「水ゴケ」の場合】
水ゴケは、暑い夏でも2~3日に1回のペースでよい程、水持ちが良いのが特徴です。
水ゴケが“カサカサ”に乾いたら水を与えるサインです。
<注意点>
水ゴケ自体が腐りやすいので、2~3年に一度は交換が必要です。
また、植え替えの際は手間がかかるのが難点です。
【水はけの良い「バーク」または「軽石」の場合】
バークまたは軽石は、水はけが良いため根腐れの心配がなく病気になりにくいのが特徴です。
バークが乾いたらすぐに水を与えます。
<注意点>
保水性が劣るので、こまめな水やりが必要なのと、バークの大きさによって水やりの回数も異なります。(大きなバークの場合1日1~2回、小さなバークの場合1~2日に1回が目安)
また、水はけが良い分、肥料の持ちも悪くなるので注意が必要です。
2.季節に応じた胡蝶蘭の水やりタイミングと量
水やりは基本的に午前中に行いますが、季節に応じて少しずつ時間帯と与える量が違ってきます。
特に、冬の水やりには注意する点があるので確認しておきましょう。
■水やりの目安時間
<春と秋>10時~11時
<夏>早朝または夕方
<冬>10時以降(気温が上がってから)
※ 15℃以上に暖めた水を与える
(冷たい水はねぐされの原因)
※ 与える量はごく少量
※ 乾燥した室内に置く場合は、湿度管理に注意
(霧吹き等で乾燥を防ぐ)
■ 水やりの量
胡蝶蘭のような着生ランは、「一度根を乾かしてから次の水やり」の繰り返しになります。
根が乾かないうちに、少量の水を与え続けることは根腐れの原因となり、他の病気を引き起こす原因となりますので注意します。
水を与える時は、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えます。
そうすることで、鉢の中を新鮮に保つ効果もあります。
また、じょうろ等で上から葉水をかけると葉についた汚れや、虫を流す効果もあります。
まとめ
水のやり方で重要なのは、基本(胡蝶蘭を育てている環境や季節に応じたやり方)が把握できているかという点にあります。
初心者はつい神経質になりがちですが、まずは基本通りに行ってみましょう。
また、複数の鉢を同時に育てる場合は、植え込み材料を統一しておくことで水やりのタイミングを管理しやすくなります。
胡蝶蘭を長く楽しむために、正しい水やりの基本知識を身につけ、頂いたお花を長持ちさせてあげてください。
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