胡蝶蘭の花が終わったら。花茎の切り方、タイミング｜育て方

胡蝶蘭は、女性なら一度はプレゼントされてみたいお花です。あこがれのお花なので、私のように胡蝶蘭を自分で育ててみたいと思う人も、とても多いです。
「胡蝶蘭を育てるのは難しい」と思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。
開店祝いや移転祝いで頂いた胡蝶蘭のお花は、特に品質の良い株が手に入りやすいので、誰でも気軽に育ててみることができます。
今回は、ギフトで頂いた胡蝶蘭の花茎の切り方とタイミングついてポイントを２つご紹介いたします。

胡蝶蘭の花茎を切るタイミング

胡蝶蘭は、花茎を切るタイミングによって、2通りの花の楽しみ方を選べます。

１．全ての花が落ちた後に花茎を切る場合

胡蝶蘭は基本的に、花が全て落ちてから根本で花茎を切り、来年の開花に備えるのが理想的です。胡蝶蘭は、花を咲かせることに一番エネルギーを消費するため、花が終わった後は株や葉をじっくり休めることが長く育てるコツになります。
長期的に育てたい場合は、胡蝶蘭本来の成長サイクルに戻すように、花茎は根本で切って翌年の開花に備えましょう。

＜切り方＞
根元から3～5センチの所でカットします。

IMG_7697-2

２．開花中に切り２番花を楽しむ場合

胡蝶蘭は、もう一つの楽しみ方があります。胡蝶蘭の花が残っている間に花茎を切ると、3～5ヶ月後に切ったすぐ側の節から新しい花芽がでてきて、２番花を咲かせることができます。
２番花は１年に２度も花を楽しむことができますが、同時に株への負担が大きくなり、咲かないこともあります。また、２番花は１番花よりも花数は少なくなります。
切った花茎は、花瓶に差したり、水をはったお皿の上に浮かべて楽しむことができます。

＜切り方＞
根元から2～3節目の2センチ程上をカットします。

二番花切り