冬のお手入れ方法

11月になり肌寒い日が増えてきましたね。ヒトは厚着して温度調整できますが、寒さに弱い植物たちは適切なお手入れをしないと、どんどん弱って最悪枯れてしまいます。私自身冬に植物を枯らしてしまった経験があります…

本日は寒い季節の胡蝶蘭のお手入れ方法のポイントをご紹介したいと思います。

寒さが苦手

観葉植物のほとんどは熱帯地域に生息しています。なので、気温が低いと元気がなくなってしまい適切なお手入れが必要になります。あまり知られていませんが植物も冬眠します（休眠期）ので普段と同じように水やりをしてしまうと根が腐る可能性が高くなります。

冬に枯れる一番の原因だそうです。（水をあげれば元気になると思っていた私は見事枯らしました…）

胡蝶蘭の生息地は赤道近くの亜熱帯ジャングルに生息していることから寒さに弱いことがよくわかりますね。

①水やりの間隔

夏場と違い冬場の休眠期中は根から水を吸収する力が弱く、土が湿った状態と土が乾いた状態をしっかり区別しないといけません。

約10日に一回程度土が完全に乾いたのを確認してからコップ半分程度で十分なので過剰に与えすぎないよう注意しましょう。日中の暖かい時間がおすすめです。胡蝶蘭は空気中からも水分、養分を吸収することができるので冬場は水のあげ過ぎに注意しましょう。

②寒さ、乾燥に注意する

高温多湿を好む胡蝶蘭のために出来るだけ10℃を下回らない環境を整えましょう。特に冷え込む夜は上から段ボールやビニール袋を被せることで寒さ、乾燥から守ることができます。

乾燥対策として日中の暖かい時間帯に葉に霧吹きで水をかけてあげると鉢全体の湿度をあげる効果があります。

③やってはいけない事

冬の間、休眠状態に入っている胡蝶蘭に肥料は必要ありません。過度な栄養はかえってダメージを与えてしまいます。

鉢の植え替えは植物にとって、とても体力が必要になります。休眠期に行うと枯れる可能性がとても高くなりますので注意してください。

誰しも、人からもらった胡蝶蘭を長く楽しみたい気持ちがあると思います。もちろん生産者も長く楽しんで欲しいと思い作ってます。これから寒い季節が始まりますが、上記のことに注意して冬の間も胡蝶蘭を楽しんでいただければ幸いです。

愛情いっぱいで育てた胡蝶蘭を大切な方に届けませんか？

各種お祝い胡蝶蘭を取り揃えています。購入の際はぜひご利用下さい♪