胡蝶蘭 花の名称・構造と役割・受粉のしくみ|胡蝶蘭の育て方

胡蝶蘭の美しさに魅了されると、どなたでも胡蝶蘭をまた育ててみたくなるものです。しかし、一口に育てると言っても、まずは胡蝶蘭の構造や役割について正しく理解し、正しい知識を持つことが大切です。

 

今回は、胡蝶蘭の花の名称・構造と役割や受粉のしくみについてご紹介いたします。

 

1.胡蝶蘭 花の名称・構造と役割

胡蝶蘭-各部名称

 

胡蝶蘭の花は、3枚の花弁と、3枚のがく片で構成され、左右対称の形をしています。

 

●ペタル(花弁):左右に大きく展開している半円形のペタル2枚と、リップ(唇弁)です。

鑑賞価値が最も高く、たいせつな部分です。
●セパル(がく片):ドーサルセパル(上がく片)1枚とロアーセパル(下がく片)2枚です。
●コラム(ずい柱):リップの奥にあり、雄しべと雌しべ(花粉塊)がついています。
●リップ(唇弁):昆虫達の着地点になる受粉に重要な部分です。

先端は細く尖っていて、つけ根にひげ上の突起がついています。
●花粉塊(かふんかい):胡蝶蘭の花粉は2つあり、粉状ではなく塊状となっています。

花粉塊が取れてしまうと、5日程で花が枯れてしまいます。

 

 

2.胡蝶蘭 受粉のしくみ

胡蝶蘭-各部名称2

<胡蝶蘭のずい柱を拡大した画像>

 

●葯帽(やくぼう):花粉塊を包む帽子状のもの
●粘着体: 葯帽の下に粘着体があり、成熟すると粘着体の裏側が粘着物質で覆われます。

 

昆虫達は、 葯帽の中の粘着体によって花粉を体に付着させます。

 

このように、胡蝶蘭の花の構造も「受粉」と大きな関係を持っています。 胡蝶蘭の各部位にもそれぞれの役割があり、昆虫達が受粉できるしくみになっていることがうかがえます。

 

 

まとめ

胡蝶蘭は、原産国が海外ということもあり、実際に昆虫達が受粉する工程を観察することは大変難しいとされています。そのため、日本では人工交配により品種改良が行われています。

 

胡蝶蘭を改良してさらに良い品種が作られることで、より美しく高品質で病気にも強い胡蝶蘭をたくさん生み出すことができるようになります。そうなれば、胡蝶蘭は今よりもっと私達の生活に身近なものになっていきそうです。

 

それにしても、胡蝶蘭は見れば見るほど神秘的な形をしています。胡蝶蘭の花の構造を知ることで一味違った楽しみ方ができそうです。

 

 

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